2002/01/20
自滅願望
向かいのホームに移動する階段を5段ほど降りたところで座り込んでみた。
大丈夫ですか、て声に曖昧な笑顔で応えた。
もし今、あっちの電車に乗り換えなければ。
終電に間に合わなくて家に帰りつけなくて……
わたしはわたしから脱皮したい。
でも。
そうだよね、こんなやり方はダメ。
わかってるのに立ち上がれないよ。
カテゴリー: ch. Millf — きぃら 14:33
向かいのホームに移動する階段を5段ほど降りたところで座り込んでみた。
大丈夫ですか、て声に曖昧な笑顔で応えた。
もし今、あっちの電車に乗り換えなければ。
終電に間に合わなくて家に帰りつけなくて……
わたしはわたしから脱皮したい。
でも。
そうだよね、こんなやり方はダメ。
わかってるのに立ち上がれないよ。
静かな水族館に一際ひっそりとした空気を滲ませるマイナスの存在感。
造られた深海にはどこまでも続く平穏な時間があるだけ。
たとえアンハッピーに泣くことがあっても、変化のある時間を持てるのは幸せなことなのかもしれない?
一緒にガラスをのぞき込んでいた彼の腕にしがみついた手にそっと力を込めた。