テディベア

叫び声は吸い込まれて消えた。
どこにも光はなく、どこにも音はなく、どこにも動がない。
無の世界……そうね、叫んだつもりになっていただけ。わたしはここにいないのだから。
ゆっくりとまぶたを押し上げた。
無表情な天井。
いつもと変わらない夜。わたしの心だけが変わってしまった。
もう、抱き人形は卒業するの。

カテゴリー: ch. Millf — きぃら 14:48